2025.3.24(月)開催

第47回 中小企業の再エネ電力調達促進に向けた支援サービスの構築

テーマ担当:環境局

■テーマ概要

東京都では、再エネ電力の地産地消と利用拡大に向けた取組を展開。大手企業を中心に再エネ調達の動きが広がっているが、中小企業においては再エネ調達にハードルを感じ、大手企業ほど動きが活発になっていない。そこで、中小企業が抱える不安感の解消を図るとともに、再エネ調達に向けた疑問点の解消や具体的な検討・手続きの支援を実施し、再エネ利用を活性化するサービスを募集。

■登壇社(登壇順)

ENECHANGE株式会社
法人向け電気切替プラットフォーム「エネチェンジBiz」を活用および再エネ調達コンサルティングを提案。
株式会社ビースポーク
中小企業の再エネ調達を促進するAIチャットボットを提案。
株式会社タンソーマンGX
中堅企業・中小企業・自治体向けのCO2算定ツール「タンソチェック」を活用した中小企業の再エネ調達支援を提案。
株式会社まち未来製作所
公益型アグリゲーションプラットフォーム「e.CYCLE」を活用再エネ地産地消と地域間流通の実現を提案。
一般社団法人日本再生可能エネルギー地域資源開発機構
中小企業の信用や規模に左右されない太陽光導入支援スキーム「Roof Plus」を提案。

2025.1.9(月)開催

第46回 デジタル技術等を活用した次世代の福祉人材の確保

テーマ担当:福祉局

■テーマ概要

東京都では、福祉人材の確保・育成・定着に向けた様々な施策を展開しているが、福祉人材の有効求人倍率は全産業平均と比較して依然高く、離職率も全職種より高い状況にある。未来の東京を支える小・中学生に、デジタル技術等を活用しながら、福祉の仕事を体験できる機会を創出するなど、次世代の人材確保や福祉の仕事における社会的評価向上に繋がるアイデア・サービスを募集。

■登壇社(登壇順)

株式会社Blanket
謎解き×介護で楽しく学ぼう!小学生向け介護のお仕事体験プログラム「ナゾときカイゴ探偵団」を提案。
株式会社エクステンシブル
2Dメタバース『Oasis』を活用し、中学生が福祉に楽しく触れる場を提供、未来の福祉人材育成を促進する施策を提案。
クラスター株式会社
福祉/介護支援を受ける当事者の立場を体験する、メタバースを活用した当事者体験人生ゲームを提案。
株式会社Blueberry
キャリア教育に基づく段階的かつシームレスでカスタマイズ可能な小中学校向けプログラムを提案。
リアルバーチャル株式会社
メタバースを活用し福祉業界で行われている最新技術の体験や、未来の福祉業界などを感じることで、福祉業界を憧れの業界へと評価を向上させる企画の提案。

2024.12.23(月)開催

第45回 南大沢地区における新たなスマートモビリティの導入

テーマ担当:都市整備局

■テーマ概要

東京都は、先端技術等を活用した分野横断的なサービスの社会実装を目指す「スマート東京」の先行実施エリアとして南大沢地区を位置づけ、様々な取り組みを実施。今回のピッチでは、住宅地から駅・商業施設間(ラストワンマイル)における高低差が大きく、移動の利便性が低いという課題を解決するため、既存交通サービスを補完するようなスマートモビリティの提案を募集。

■登壇社(登壇順)

合同会社うさぎ企画
団地や住宅街で、同地区に住む高齢者を対象に、グリーンスローモビリティによる移動サービスと、運転手による買物袋の運搬支援含めた「買い物支援サービス」を提案。
株式会社モビリティワークス
自社が開発するグリーンスローモビリティ「LSV」シリーズを用いた南大沢地区における定期運行サービスを提案。
LOMBY株式会社
南大沢で走行中の自動配送ロボット「LOMBY」の機体製作技術や運行ノウハウを基に、人の輸送を可能とする近距離モビリティの開発を提案。
株式会社ZMP
自社の自動運転ロボ「RakuRo」を活用し、駅や商業施設等から自宅までの移動や荷物運搬を支援することで、 誰もが移動や買い物などを楽しむことができる環境の整備を提案。
WHILL株式会社
自社の四輪モビリティ「WHILL」を用いてラストワンマイルをつなぐ移動環境を整備し、南大沢地区での生活利便性向上を提案。

2024.12.16(月)開催

第44回 パラスポーツ競技団体、企業等をつなぐマッチングプラットフォーム

テーマ担当:生活文化スポーツ局

■テーマ概要

東京都は、パラスポーツ応援プロジェクト「TEAM BEYOND」を発足させ、パラスポーツの認知度や興味関心を高める取組を展開。パラスポーツ競技団体はヒト・モノ・カネ等、大小様々な課題を抱えており、様々なアセットを提供してくれる企業とのつながりを求めていることから、競技団体と企業間の交流・マッチングを促進するプラットフォーム構築に関する提案を募集。

■登壇社(登壇順)

オシロ株式会社
コミュニティに所属するメンバー同士の交流を活性化させるマッチングプラットフォーム「OSIRO」を活用した競技団体・企業間の協働促進を提案。
ICHI COMMONS株式会社
『ヒト・モノ・カネ・情報というリソースの偏在を解消し、誰もがパラスポーツ活性化の主役になれる仕組みをつくる』をコンセプトに、オンラインプラットフォーム×マッチングコーディネーターで共助共創を生み出すことを提案。
株式会社カスタメディア
700以上の構築実績を活用し、競技団体と企業をつなぐプラットフォームを提案。リソースや人材の最適なマッチングを支援し、パラスポーツの持続的な発展の実現を目指す。
ノウドー株式会社
独自のマッチングシステム構築基盤をもとに、パラスポーツ競技団体と企業の交流促進を目的としたプラットフォーム構築を提案。競技団体関係者の課題解決と活動活性化の実現を目指す。
株式会社つなげーと
自社のコミュニティプラットフォーム「つなげーと」を運営してきたシステム、ノウハウ、顧客基盤を活かした新たなプラットフォーム構築・コミュニティ運営を提案。

2024.12.2(月)開催

第43回 電力使用量の見える化を通じた継続的な省エネ行動の促進

テーマ担当:世田谷区

■テーマ概要

世田谷区では区全体の脱炭素化に向けて家庭部門のCO2削減に注力しており、持続的な省エネ行動の促進に向け、電力使用量の見える化や家電の自動制御、またはナッジによる行動変容を促すことが有効であるという仮説を持っている。本仮説の実証に向け、電力使用量の見える化と省エネ行動促進に向けたソリューションを募集。

■登壇社(登壇順)

株式会社LiveSmart
スマートホームとエネルギーマネジメントを、1デバイス1アプリで同時に実現。電力使用量の確認に加え、無線LAN・赤外線通信によるエアコン等の家電操作にも対応。
mui Lab株式会社
電力の見える化とそこから得られるデータを用いた省エネ行動の示唆提案までを、自社開発の「Kurashiアプリ」、他社デバイスを用いて一気通貫で提供。
株式会社リンクジャパン
AIとIoT技術を活用し、自社デバイス「eRemote AC」を用いて電力使用の見える化と家電の自動制御を実施。区民がスマホで消費電力を確認し電力管理を行うことで、省エネ効果の最大化を実現。
Nature株式会社
自動節電が可能なスマートリモコン「Nature Remo Lapis」を活用した自動省エネの実現と、後付け可能な消費電力モニター「Nature Remo E lite」を活用した省エネ行動の促進を提案。
NextDrive株式会社
エネルギーマネジメントアプリ「Ecogenie+」、HEMSゲートウェイ「Cube J」組み合わせ、参加型節電アクションを促し、家庭部門のCO2排出量の削減、電力需給ひっ迫改善の実現に向けたソリューションを提供。

2024.11.19(火)開催

第42回 デジタルを活用した「伝わる市政・市民の気軽な意見発信」の実現

テーマ担当:東久留米市

■テーマ概要

東久留米市では「オンライン市役所」サービス開始等のデジタル化を推進している。デジタル化の取組を進めていく中で、デジタルを活用して市の取組や方向性をわかりやすく伝えながら、市政に関心の高い方のみならず幅広い方々から意見収集を行い、収集した意見を施策に反映していくことで、よりよい市政運営の実現を目指している。そこで、市の考えや計画の内容を理解してもらい、時間や場所問わず気軽に市政へ参加できるような仕組みづくりを実現するためのサービスを募集。

■登壇社(登壇順)

Polimill株式会社
市の計画をわかりやすく伝えるUIと、投票やコメント機能で市民の参加体験を提供し、市政運営を市民参加を通じて支援するプラットフォーム「Surfvote」を提案。
株式会社PoliPoli
住民が自由に意見を出し、議論を深めるオープンプラットフォーム「PoliPoli Gov」を提案。資料作成や分析の支援も行い、自治体の負担を軽減。
株式会社カスタメディア
700以上のプラットフォーム構築実績のノウハウを「型」として活用し、低コストかつ迅速に市民参加プラットフォームを構築。AIによる分析でサイレントマジョリティの声を集め、透明性の高い市政を実現。
AGREEBIT株式会社
AI技術を使い多くの意見を集め・見える化することができるD-agreeで、自治体の課題等の情報を共有しながら、幅広い年代の市民/市外在住者から、ディスカッション形式で意見収集ができる仕組みを提案。
株式会社Liquitous
市民参加型合意形成プラットフォーム「Liqlid」を活用することで、オンラインとリアルを融合し幅広い市民が時間や場所を問わず市政参加が可能となり、より良い市政運営を支援。

2024.11.05(火)開催

第41回 xR技術等を活用した消防活動訓練の充実

テーマ担当:東京消防庁

■テーマ概要

東京消防庁消防学校では、多数の消防学生が在籍しており、訓練施設や資器材をローテーションさせながら消防活動訓練を実施している状況である。教官・助教の指導体制や安全管理面等を考慮すると、一人あたりの訓練回数が限られてしまうことから、訓練の効果をいかにして向上させられるかが課題となっている。この現状を踏まえ、最新のxR(VR・AR・MR)技術等を活用し、実践的な消防活動訓練の効果を最大化させることができるシステム・サービスを募集。

■登壇社(登壇順)

株式会社マンカインドゲームズ
Unreal Engineのリアルな表現で消⽕訓練を実施できるVRアプリを提案。リアルな表現でより現実に近い操作感で利⽤でき、ゲーム要素で習熟度向上を目指す。
monoAI technology株式会社
臨場感ある消防訓練現場をVRに再現し、複数人同時アクセスと消防技術・判断力等を強化するシナリオにより、実践的な能力を向上を目指す。
株式会社cogration
インプット時にウェブ版VRアプリとVR動画で現場の臨場感・緊張感をもって訓練できるVRアプリ、アウトプット時にMRアプリを用途に応じて融合することで、訓練効率を最大化。
株式会社Meta Osaka
消防学生が自ら学びたくなる!! 「知らない」を無くして、「疑似体験」で現場を経験を感じられる消防訓練を学べるコンテンツを提案。
株式会社日本XRセンター
「大手スーパーで使われている当社の“震災VR”をテンプレとして消防VRを開発し、全国に届ける」 消防学校の訓練において行われる、消火活動における行動をスコアで表すVR/MR訓練を開発・提供。

2024.10.22(火)開催

第40回 外国籍の児童・生徒の想いに寄り添った言語サポート

テーマ担当:渋谷区教育委員会

■テーマ概要

コロナ禍が明け、海外から渋谷区立学校に編入してくる外国籍児童・生徒が急増しており、昨今彼らの滞在期間が高校への進学も想定した長期的なものとなっていることから、授業や学習場面で使用される学習言語の習得等、学校生活に困らない程度にとどまらず、より高い日本語能力の習得が求められている。授業や学校生活、日常生活での支援を目的として、日本語学習・通訳サービス提供や地域住民を巻き込んだコミュニティ構築など、外国籍児童・生徒の日本での生活をより豊かにするための提案を募集。

■登壇社(登壇順)

Meshclass株式会社
独学学習者向け日本語学習アプリ「Meshclass」をベースに学校向けのコンテンツを開発・提供することで、学習者のレベル・ニーズに合った多様な日本語学習支援コースを開発。
一般社団法人YOU MAKE IT
外国人がGiverとなる「ほうかごmeeting」 プログラムを通じ、外国籍の子ども・保護者の言語学習と自己肯定感向上、居場所の獲得を目指す。
株式会社明光キャリアパートナーズ
日本語eラーニングシステム「Japany」により、多様な学習者に対する日本語学習プログラム提供と、その進捗状況管理等を一貫して提供。
SUN株式会社
日本語学習サービス「はなすプラス」により、日常会話から教科学習まで幅広い支援を提供。学習意欲を高め、多文化共生社会の実現を支援。
RAKUVISA株式会社
外国籍児童の日本語会話力をAIで見える化し、日本語講師とのマンツーマン学習により、学校教師と共に連携支援する学習プラットフォーム「RAKUVISA」を提案。

2024.9.20(金)開催

第39回 デジタルコンテンツを用いた私道無電柱化の推進

テーマ担当:東京都都市整備局

■テーマ概要

東京都は、震災時の避難や消火救援活動に向け、木造住宅密集地域にある私道を無電柱化する取組を推進。これにあたっては、私道の地権者や沿道の方々等の関係者のご理解、ご協力を得る必要がある。現在は、無電柱化前後の変化などを、紙に印刷した図面等を用いて説明しているが、専門的な図面は、見慣れない方々にとっては、必ずしも分かりやすいものにはなっておらず、誰でも容易に理解できる説明を行うことが当事業における課題となっている。そこで、関係者の皆様のご理解を促進するためにより理解しやすい情報提供の手段を必要としており、これに役立つコンテンツ開発の提案を募集。

■登壇社(登壇順)

電駆ビジョン株式会社
自社のスマホ3Dスキャンアプリ「Points3D」を拡張し、現場を撮影してから数十秒~数分程度で無電柱化後の情景を自動生成するサービスを提案。LiDAR機能により取得した点群データと画像を組み合わせ、高い写実性を持ったイメージ生成が可能。
福井コンピュータ株式会社
建設・土木分野に特化した自社ソフトウェアパッケージの活用を提案。建設ICTのデータ(3D計画モデルや現況点群など)を基にした、3D施工シミュレーション、クラウド共有、更にAR・VR等の3Dツール活用により、スピーディーな課題確認・スムーズな合意形成支援を実現。
ArchiTwin株式会社
SAMURAI ARCHITECTS株式会社と共同で、デジタルツイン上での3Dイメージ生成機能と、画像・空間特化AIによる電柱・電線の自動認識・削除機能を持ち合わせたソリューションを提案。
nat株式会社
自社が提供する高精度3Dスキャンアプリ「Scanat」を活用した、私道無電柱化シミュレーションツール構築を提案。線形や幅員等が異なる私道を3Dモデルで再現し、整備後イメージのプレゼンが可能。
ONESTRUCTION株式会社
自社の3Dビジュアライゼーションツール「KANTAN Demo」を活用し、チャット入力を用いた対話型の操作による直観的な無電柱化シミュレーションサービスを提案。

2024.7.31(水)開催

第38回 生成AI等とヒヤリハットDBを活用した事故予測等システム・サービス

テーマ担当:東京消防庁

■テーマ概要

東京消防庁では、事故の未然防止を目的として、令和6年度から、消防活動中や防災訓練中などの消防業務全般に係るヒヤリハット情報について組織統一的に収集・活用する体制を構築している一方で、収集した膨大な情報を事故の未然防止対策に有効活用できていないという課題に直面している。そこで、生成AI等の先端技術を活用し、多角的かつ効率的な分析を行うとともに、事故の未然防止対策に活用することができるシステム・サービスを募集

■登壇社(登壇順)

株式会社homula
生成AIとヒヤリハットDBを融合したソリューションを提案。効率的な解析・分析で事故を予測し、未然に防止。使いやすい投稿・管理機能と実用的な資料作成機能を有する次世代型システムで、全職員の安全意識向上を推進。
blueqat株式会社
生成AIアプリサービスであるLLM、画像生成、RAGサービス、また強みとして掲げるデータフュージョン技術およびWebアプリ開発を組み合わせた事故予測システムの構築を提案。
Arithmer株式会社
ヒヤリハット情報の有効活用のため、生成AIを利用した、PUSH型の安全サポートシステム『Safety AI』を提案。 庁内の安全レベル向上と、蓄積された各種情報の有効活用を実現。
株式会社言語理解研究所
ヒヤリハット情報を組織の資産(ナレッジ)とすることを目的に、マルチモーダルによる容易な情報収集スマホアプリや高度かつ多角的なヒヤリハットDBの構築といった、生成AI技術を活用した事故発生予防・対策の統合ソリューションを提案。
アルサーガパートナーズ株式会社
生成AIを活用したヒヤリハット情報入力の効率化、ヒヤリハット情報分析の高度化に関するソリューションを提案。スマホアプリに話すだけでヒヤリハット情報を登録できる、入力された情報に応じた過去の類似事例検索、危険予測やAIによる再現動画精製など、様々な機能を有したシステムによりヒヤリハット情報の活用促進を企図。